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質問タイトル: アパートの相続について

義父がなくなり、アパートを相続することになりました。4棟あり現在の資産価値は7000万円。(1棟は築10年、残りの3棟は築4年の物件です)
家賃収入として年間300万程度の収入が見込まれるようです。
これにはローンの支払い、修繕積立、管理会社への謝礼は含まれていないので純粋な収入とのことです。現在は入居者がすべて入っていて、ローンは10年で完済できるそうです。
ただ、最近の経済状況を注意深く見ると大変厳しい状況にあり年間の収入を当てにし、多額のローンを背負い精神的にも大変な負担を抱えながら生活するより、最悪相殺になってもアパートを手放すほうが将来的によいのではないかと思っております。
主人やその親族はこのまま受け継ぐ方向で考えておりまして、私だけが精算する方向で考えておりますが、専門家の方からみてどちらが得策なのでしょうか。教えてください。


収支を見直してみてください。

サナナママ様へ はじめまして。リッチロードの徳田と申します。 アパートをご相続なさったとのことで、悩んでいらっしゃるのですね。 お義父様は、マイナスの遺産を残すことで、 相続財産を圧縮したいとお考えになられたのですね。 サナナママ様のご質問でのなかで、 4棟合わせた現在の資産価値は7000万ということですが、 年間の家賃収入が300万円としますと、 資産価値に対する収益性が低いように思われるのですが・・ 土地は、もともと所有していらっしゃったのでしょうか。 お借入は建物だけなのでしょうか。 不動産投資では 収入は、家賃 支出は、ローン返済、税金、管理会社への手数料、修繕費などが該当します。 相続なさったアパートが木造だとしますと、 10~15年に一度は、足場を組んだ大規模修繕が必要になります。 もし所在が北海道であるとしますと、雪の関係で、 より大きな修繕費が発生する可能性がございます。 収入と支出をよく見つめなおして、今後の対策を練られるのがよろしいと思います。 ただアパートの場合、資産に対して土地の占める割合が高いですので、 その土地を将来有効活用したいとか、子供たちに使わせたい、あるいは先祖伝来の土地だ、 と考えていらっしゃるのであれば、そのまま保有するのも方法だと思います。 ご家族のことですし、なかなか一言でご説明ができなくて申し訳ございません。 何かほかにご質問ございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせ下さいませ。 では・・

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回答スタッフ : 徳田 里枝